
不気味? ちょっと怖い? 深海生物たちの不思議に迫る!
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2025.12.19
投稿日:2025.12.19 更新日:2025.12.19

迫力のある見た目で人気のエイとサメ。どちらも種類が多く、姿が似ている仲間もいるので、ぱっと見では見分けがつかないことがあります。
また「〇〇ザメ」という名前なのにエイだったり、エイでもサメでもない生き物が紛れ込んでいたりと、かなりややこしい……!
そこで今回は、エイとサメの基本的な生態から、見分けるポイント、そして紛らわしい仲間まで一挙にご紹介します。これを読んで「エイ・サメの見分け名人」を目指しましょう!
目次
エイとサメの違いを探る前に、それぞれの生態について知っておきましょう。
| エイの生態 | |
| 分類 | 軟骨魚綱 板鰓亜綱 エイ上目 |
| 学名 | Batoidea |
| 英名 | Ray |
| 分布 | 世界中の海洋に広く分布 |
| 種類 | 約530種類 |
| サメの生態 | |
| 分類 | 軟骨魚綱 板鰓亜綱 ネズミザメ上目/ツノザメ上目 |
| 学名 | Lamniformes/Squalomorphi |
| 英名 | Shark |
| 分布 | 世界中の海洋に広く分布 |
| 種類 | 約553種類 |
エイとサメは、どちらも「軟骨魚綱 板鰓亜綱」に属する魚類で、分類学上は非常に近い存在です。歯を除いたほとんどの骨が全て弾力性のある軟骨でできている他、鰓裂(さいれつ)が複数あるのも両者の特徴です。世界中の海洋に生息しており、一部、淡水で見られる種類もいます。
エイとサメは、海の生き物の中でも大型なイメージがありますよね。その種類は約500以上に上るため大きさはさまざまですが、世界最大のエイといわれている「オニイトマキエイ」や「ノコギリエイ」で約6m、世界最大のサメ「ジンベエザメ」では18mを超える個体も記録されています。ジンベエザメに関しては、サメの仲間だけではなく、魚類全体でも最大級の大きさ! まさに魚の王様ですね。

「エイとサメなら、体形で見分ければいいのでは?」と思った方もいるでしょう。エイといえば平たい体で、サメといえば細長い体をしている、というのが一般的な見方ですよね。しかし、これは見分けるポイントにはならないのです!
エイとサメの大きな違いは「鰓裂の位置」です。鰓裂とは、軟骨魚類の体に左右対称に付いている5~6対の切れ込み部分のことで、呼吸をする際に背中側の噴水口から水を取り込み、この開口部から排出しています。
エイの鰓裂はお腹に、サメの鰓裂は体の側面に付いているのが、両者を見分けるポイントです。
なお、硬い骨を持つ硬骨魚類の開口部(えら孔)は1対のみです。また「えら蓋(ぶた)」という、えらを守るための器官が付いていて、これはエイやサメには付いていません。
エイとサメを体形で見分けられないのは、細長い体なのにエイに分類される仲間や、平たい体なのにサメに分類される仲間がいるためです。
中には「〇〇ザメ」という名前のエイがいたり、エイでもサメでもないのに「〇〇ザメ」という名前が付いている種類がいたりもします(案外、適当に名付けているのでしょうか……)。
ここからは、紛らわしいエイとサメの仲間を見ていきましょう。

「ノコギリザメ」に見た目がそっくりな「ノコギリエイ」。どちらもノコギリのような形の吻(ふん)を持っていますが、ノコギリエイの鰓裂はお腹に付いているためエイの仲間、ノコギリザメの鰓裂は体の側面、胸びれの前に付いているためサメの仲間に分類されます。

カスザメやコロザメは平たい体をしていますが、鰓裂が体の側面に付いているためサメに分類されます。カスザメとコロザメは見た目が似ていて区別が難しく、胸びれの側端の角度が90~100度ならカスザメ、120度前後ならコロザメといわれていることが多いようです。

「トンガリサカタザメ」と「シノノメサカタザメ」は、どちらも比較的細長い体をしているためサメに見えるかもしれませんが、鰓裂がお腹に付いているのでれっきとしたエイの仲間です。
また「ウチワザメ」は、エイの特徴である平たい体をしていて、分類上もエイの仲間です。それなのに、名前に「サメ」と付いています……ややこしい!

「コバンザメ」や「チョウザメ」は、サメの仲間でもエイの仲間でもありません。どちらも体の側面にえら蓋が付いていて、えら孔は一対しかないため、イワシやサケのように硬骨魚類に分類されます。
コバンザメといえば、ジンベエザメのお腹にくっついて泳いでいる姿が有名ですよね。頭に小判のような形の吸盤が付いていて、これを大きなサメのお腹にくっつけて泳ぐことから、コバンザメと名付けられました。
またチョウザメは、背中の硬い鱗の形がチョウに似ていることから名付けられました。高級食材のキャビアとなる卵を生むことでも知られていますね!

ここからは、サンシャイン水族館のオンラインショップ内にある『いきもーる』で購入できる、エイとサメのグッズをご紹介します!

優しい色合いのまだら模様と、かわいらしい表情に癒される「マダラトビエイ イヤリング・ピアス」です。片方には背中、もう片方にはお腹が描かれています。にっこりとほほ笑んでいるように見えますね……!
マダラトビエイの特徴である長い尾はビーズで表現されており、キラキラと揺れて華やかなアクセントになっています。

サンシャイン水族館オリジナルの「マダラトビエイ ぬいぐるみ」です。飼育スタッフが監修し、大水槽「サンシャインラグーン水槽」を泳いでいるマダラトビエイを再現しています! ヒレに針金が入っていて、ポーズを自在に変えられるのが特長です。スイスイと水中を泳ぐマダラトビエイをお部屋で再現してみてくださいね。

サメの仲間がたくさん描かれた「サメ ロンT」です。これを眺めれば、個性豊かなサメの体の違いを一目で把握できますね。綿100%で、着心地は抜群です。
シンプルなデザインなので、水族館へのお出かけの際にはもちろん、普段着やお気に入りの部屋着にも使えそうです。SサイズからXLサイズまでお選びいただけます。

キッズサイズの「サメT」もご用意しています。こちらも人気のある種類のサメを一着にぎゅっと閉じ込めました。カラーは「ネイビー×ホワイト」「ブラック×メタリックブルー」の2色展開です。お気に入りのサメと一緒にお出かけしたいお子さまや、親子でおそろいコーデを楽しみたい方にもおすすめです。
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