いきものグッズで新生活をもっと楽しく! 「いきもーる」で販売中の入園・入学・新社会人におすすめのグッズ10選!
春は始まりの季節。4月からお子さんが保育園や幼稚園、小・中学校に入園・入学される。また、ご自身が高校、大学に進学される、あるいは、社会人として働き始めるなど、新生活が始まる方もたくさんいらっしゃるので…
2020.01.17
投稿日:2020.01.17 更新日:2024.07.30
いきものグッズ専門ネットショップ「いきもーる」には、たくさんの個人作家さんたちのグッズがラインナップされています。
素敵ないきものグッズを生み出す作家さんたちは、一体、いきものに対してどれだけの愛を持ち、どんなことを想いながらグッズを制作されているのだろう…。ふと、そんなことを思った「いきふぉめ〜しょん」編集部員が、「いきもーる」でグッズを販売している作家さんへインタビューをおこないました!
作家さんたちが語ったグッズ制作への想いや、一番好きないきものへの愛を、シリーズでお届け。第6弾に登場していただくのは、『深海サーカス』さんです!
---はじめまして! まずは、簡単に自己紹介をおねがいします!
深海サーカス:『深海サーカス』と申します! 深海生物オンリーでグッズを製作しております!
---なんだかワクワクするお名前ですね! どんな深海生物グッズを制作されているんですか?
深海サーカス:『深海サーカス』は、地上からの光が届かない、暗い寒い、海のなか、周りも真っ暗で閉ざされて、上だけ少し明るい世界。そんな秘密の場所では、深海生物たちだけの「深海サーカス」が開幕しているかもしれない…そんなふわっとした妄想のブランドです。グロテスク、引きこもった暗い世界…マイナスイメージを取っ払うレトロチックでカラフルな世界づくりを目指しています!一応、自称座長のメンダコが暗い深海を周ってメンバーを集めているという設定です。
---深海生物たちのサーカスって、とっても楽しそうですね! 『深海サーカス』には、いろいろな深海生物がいるとのことなのですが、中でも一番好きないきものについて、熱く語ってください!
深海サーカス:デメニギスです! 本来は体の中で最も守る必要があるであろう頭部が透けて丸見えになっている神秘的な姿がたまりません! 地上では考えられない造形だと思います! どうしてその姿になったのかわからない深海生物たちの中でもとくに不思議な姿だと思っています!
---デメニギスって、本当に不思議な姿をしていますよね…! では、自ら深海生物のグッズを作成しようと思われたきっかけはなんだったのですか?
深海サーカス:深海生物たちは独自の厳しい環境で生きているため、地上では考えられないような体の形や生態をしています。私はそんな深海生物が大好きで、新しい生物を知るたびに友人に興奮気味に話していた時期がありました。しかし友人の反応は薄く、「気持ちが悪い」と言われるだけがほとんどでした。こんなに面白い存在を気持ち悪いの感情だけで済ませてしまってはもったいないと感じました。地球上に生きているのが奇跡であり、幾億の偶然を乗り越え人の目に存在を示している彼らの生き様を無駄にしてはいけない…と思い、受け入れられやすい深海生物のブランドを作ろう、と決意して始めました!
---深海生物への愛が詰まっていますね! 個人作家さんたちは、それぞれこだわりの環境でグッズ制作をされていると思うのですが、『深海サーカス』さんはどのように制作されているんですか?
深海サーカス:下書きから全てデジタルで作っていて、パソコンの前で資料や画像と、にらめっこしながら作っています! 深海生物の画像を見ながらにこにこしているのでちょっと怪しい人です(笑)
---好きなものを眺めていると、ついにこにこしちゃいますよね。グッズ制作に対するこだわりや、意識していることを教えてください。
深海サーカス:深海生物のことが大好きな人が見て、こんなにカラフルでポップになるなんて!と驚きつつ愛着を感じてもらったり…。はたまた深海生物を知らない人が見て、え?!これ深海生物なの?!どんな生き物か気になるなあと思ってもらったり…。深海生物へのタッチポイントになれたら良いなあと思って作っています!
---グッズ制作のきっかけでもおっしゃっていたように、深海生物を受け入れてもらう、興味を持ってもらうというところにフォーカスして、グッズを作られているんですね! グッズの制作や販売をする中で、楽しい瞬間、嬉しい瞬間ってどんなときですか?
深海サーカス:楽しいのは設定を考えているときです! 深海サーカスのキャラクターたちは、それぞれペアとかグループになるように作っています。例えばチョウチンアンコウとデメニギスは恋人の設定です。チョウチンアンコウのメスはオスを吸収してしまうため、あまりいちゃいちゃしていると吸収されてしまうからメンダコが止めに入る…など、いきものの特徴を活かしたキャラクターを考えるのが楽しいです! 「深海ペディア」の1〜3巻に設定が載っているので、気になったら見てもらえると嬉しいです!
---妄想がひろがりますね!(笑) 逆に、大変なことや苦労していることはありますか?
深海サーカス:大変なのは、資料が少ないいきものもいるので…。想像して設定を加えることもあります!
---その大変さ、わかります…。深海生物のコラムを書く時に、資料が少なくて苦労したので…。グッズ関連で、一番心に残っているエピソードは?
深海サーカス:イベントに出ている時に、前のイベントで買ったんです!とバッグについたアクリルキーホルダーを見せてくださった時です! 他にも、普段歩いていたらトートバッグを使ってくださっている方を見かけたことがあって、いつもの生活で使ってもらえているとき嬉しくなります!
---やっぱり、使ってもらえていると嬉しいですよね! それではここで、『深海サーカス』のグッズの中のイチオシを教えてください! 選べないとは思うのですが、記事化する関係で、今回は3点でお願いします。
深海サーカス:『深海サーカス』のメンバーがぎゅっとつまった「マルチスマホケース」や「マルシェバッグ」がオススメです! みんな集まってサーカスっぽい賑やかで楽しいイラストがデザインされているのでイチオシ! マルチスマホケースはポケットやミラーが付いていて普段使いにぴったりですし、マルシェバッグはかなり大きいのに軽いので、買い物袋としてとっても便利です! あとは、「ポストカード」が深海生物それぞれ一匹ずつで出ていて、種類も沢山あるのでコレクション性があって、並べて飾って楽しいアイテムなのでオススメです!
---どれもポップでかわいくて、深海生物に興味を持つきっかけになるアイテムばかりだと思います! 『深海サーカス』のグッズは、どんなシーンで使ってもらいたいですか?
深海サーカス:ポーチやクリアファイル、ミニミラーなど日常で使えるグッズもあるので、毎日の生活にこっそり一緒にいさせてもらえたら嬉しいです!
---かばんに入れておいたら、なんだか毎日が楽しくなりそうですね! これからの活動についてお伺いします。今後、制作・販売を予定されているグッズについて教えてください。
深海サーカス:ちょっと前まで数日に1回、TwitterとかInstagramに、スタンプっぽく使える画像をあげていました! 5月にカーネーションの画像をあげたときに、使いましたー!ってLINEのスクリーンショットを送ってくれた方もいて嬉しかったです! これからの活動はまだ秘密です(笑)
---個人的に、「おにぎりの具」の画像がツボでした! 次はどんなグッズを制作されるのか、ワクワクしながら待ってますね! 『深海サーカス』さんが、作家として挑戦したいことや、将来の夢は?
深海サーカス:夢は水族館に『深海サーカス』のグッズを置くことだったのですが、「いきもーる」さんのおかげで叶えることができました! 本当にありがとうございます! これからはグッズだけじゃなくて、もっとキャラクターたちの性格とか個性を伝えていくのにチャレンジしたいと思っています!
---どんどん情報発信系の活動が増えそうですね…! こまめにSNSをチェックしておきます! まもなくインタビューも終わりなのですが、「いきもーる」でいきものグッズを販売されている作家さんということで、『サンシャイン水族館』にまつわるエピソードを教えていただけますか?
深海サーカス:『サンシャイン水族館』の「ゾクゾク深海生物」に行った時、メンダコケーキとダイオウグソクムシケーキが売っているのを見て、スイーツになるなんてメジャーになったんだなあ…と勝手に感慨深くなっておりました(笑) もちろん両方食べて帰りました!
---あ、あのケーキ召し上がったんですね! 深海生物のケーキって言うとちょっとあやしく聞こえますが、デフォルメされた深海生物がかわいい美味しいケーキでしたよね!(笑) それでは最後に、この記事を読んでくださっている方々へ、メッセージをお願いします!
深海サーカス:グロテスク、引きこもった暗い世界…マイナスイメージを取っ払うレトロチックでカラフルで楽しい個性たっぷりな深海生物たちの世界をどうぞ見てみてください!
---『深海サーカス』さん、ありがとうございました!
『サンシャイン水族館』が毎年冬に開催している人気イベント「ゾクゾク深海生物」が、2020年も開催! 「ゾクゾク深海生物」は、水深200mほどの深海の入り口に棲むいきものを、観て、触れて、味わえる、深海生物好きにはたまらないイベントです。
今年は、「ゾクゾク深海生物 2020〜未知なる世界へ〜」と題して、「冒険」「探検」をテーマとした、さまざまなコンテンツが用意されています。
一番気になる深海生物展示では、歴代最多!?オオグソクムシを多数展示する「超ゾクゾク水槽」や、深海の世界をイメージした水槽などが登場。
採集状況や生物の状態によりますが、底引き網漁で獲れた複数種類のカニ・エビのほか、稀少なメンダコ、キホウボウ、ヒメカンテンナマコなども展示の予定です。
また、今回のイベントから、『サンシャイン水族館』初となる「水中ドローン」を導入。飼育スタッフさんが撮影した映像を通じて、深海の世界をよりリアルに感じることができます。
さらに、深海生物にタッチできる人気企画がパワーアップ! 今年は、オオグソクムシ、オオコシオリエビなどにタッチできるいつもの「ゾクゾクタッチ」のほか、ラブカ、フトツノザメなど、数種類の深海ザメの冷凍標本に触れられる「深海サメタッチ」を初めて実施。こわ〜い顔の深海のサメたちに触れられる、めったにないチャンスです!
そのほか、海洋研究開発機構(JAMSTEC)協力による、水圧再現機器とカップ麺容器を使用した水圧実験や、館内に潜む深海生物(イラスト)を探しながら撮影を楽しめるフォトポイント、ゲストを招いたトークイベント「深海トーク」など、さまざまな企画が目白押し。
ぜひ、冬の寒い時期にしか出会えない深海生物たちに、会いにいってみてくださいね!
開催期間:2020年1月10日(金)~3月8日(日)
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