作家さんに聞いてみた!③ 深海マザー編
いきものグッズ専門ネットショップ「いきもーる」には、たくさんの個人作家さんたちのグッズがラインナップされています。 素敵ないきものグッズを生み出す作家さんたちは、一体、いきものに対してどれだけの愛を持…
2021.11.30
投稿日:2021.11.30 更新日:2022.03.10
今年も残すところあと1カ月……皆さん、新しい年を迎える準備はできていますか?
ちなみに、2022年の干支は寅です!
年賀状やポチ袋をトラ柄にしようとお考えの方も多いでしょう。
今回は、そんな2022年の干支であるトラにスポットをあてて、さまざまな「トラ」をご紹介したいと思います!
こんな「トラ」知らなかった!と驚かれる方も多いかも!?
それでは、さっそくいってみましょう!
目次
トラは哺乳綱食肉目ネコ科に分類される食肉類のことを指し、ライオンと並ぶ猛獣とされている生き物です。
種にもよりますが、体長は約2m。全身黄褐色で、黒い縞模様があるのが特徴です。
インドネシアやタイ、ネパールなどの温暖な地域に生息している種が多いですが、中にはロシアなどの寒い地域に生息しているトラも。
一般的に「百獣の王」といえばライオンのことを指しますが、中国では百獣の王はトラとされており、古くから武勇や王者のイメージとして取り上げられることが多いそうです。
中国で王者とされているトラは干支にも存在し、2022年はまさしく寅年です。
「干支の中のトラって何か意味があるのかな?」と疑問に思い調べたところ、いくつかの言い伝えがあることがわかりました!
「寅」は干支の3番目で、「いん」とも読むそう。
年だけではなく、日にも干支があてはめられることがあるそうで、1カ月は12日(干支)の繰り返しともされています。
また陰暦における正月(1月)を寅月と呼ぶほか、寅の日には結婚式などのお祝いごとを避ける風習もあり、これはトラが「瞬時に千里行って、千里戻ってくる」と言われていたことによる「出戻る」という忌み言葉であったからだそうです。
ただし悪い意味ばかりではありません!
古来中国では先ほどのように「王者」のイメージが浸透している上、トラの毛皮が金色をしていることから、金運を高める象徴と考えられ、邪気などを追い払う神聖な生き物とされていたんだそうですよ。
そんな神聖な生き物であるトラは、9の亜種に分類されます。
・ベンガルトラ
・アムールトラ
・インドシナトラ
・マレートラ
・アモイトラ
・スマトラトラ
・カスピトラ
・バリトラ
・ジャワトラ
そして驚くべきことに、これらすべてのトラは絶滅の危機に晒されているんです。
トラの密猟や密輸が絶えることのない上、生息環境の破壊も続き、絶滅が危ぶまれる状況になってしまったんだとか……。
ただ、WWFは世界各地でトラを絶滅から救おうと、その生息地である自然環境を広く保全するなどの取り組みを行っているそうです。
20世紀初頭には10万頭生息していたトラは現在、約4,000頭前後にまで減少してしまいましたが、日本の動物園では、以下の3種のトラに会うことができます。
アムールトラは、トラの中でもっとも大型のトラです。
寒い地域で生活する生き物は大型になる傾向にあり、アムールトラはロシアなどの寒い地域に生息しています。
ライオンよりも大きいとされており、オスの全長は3m、体重は200kgほど。
中には300kgを超える個体もいるんだとか。
アムールトラは寒さをしのぐため、全体的に長く厚い体毛をしており、縞模様が比較的薄く、腹部の白い毛が目立つのが特徴です。
スマトラトラはアムールトラとは対照的に、暖かい地域に生息する小型のトラで、トラの中でもっとも小さい種と言われています。
オスもメスも全長は約2m、体重は100kgほどと、アムールトラのオスと比べると半分ほどです。
顔周りの毛が長く、特に雄は立派なたてがみになるんだとか。
縞模様がほかのトラよりも多く、背中の縞模様は束になって見えるのが特徴です。
ベンガルトラは、アムールトラに次ぐ大きさの立派なトラです。
オスは全長2m、体重200kg前後で、中には全長3m近くになる固体もいるんだとか。
ただし、インドやネパールなど暖かい地域に生息しているにも関わらず大型ということで、ちょっと特殊な部類に入ります。
主に森林地帯に生息していますが、湿地帯の草原や川の近くのやぶなどに生息している場合もあるそう。
ベンガルトラはほかのトラに比べて縞模様の数が少なく、短い体毛が特徴です。
トラはトラでも、トラではないトラもたくさんいます。
「どういうこと?」と不思議に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、答えは簡単。「名前にトラという字が入っている生き物」のことです!
名前に「トラ」が入っている生き物は鳥類から爬虫類まで実にさまざま!
ここからは、「トラなのにトラじゃない」、名前にトラのつく生き物たちをご紹介します!
トラツグミは、スズメ目ヒタキ科の鳥類です。
頭から翼、尾にかけて全体的に黄色から茶色で、うろこ状の黒い斑点が特徴。
つぶらな瞳が愛らしい鳥ですが、口笛によく似た「ヒョーヒョー」という鳴き声を夜に発することから古くから不気味がられ、「鵺(ぬえ)」と呼ばれていたことも。
丘陵地や低山などの広葉樹林に生息し、市街地などでも見られることがあります。
日本では北海道などの寒い地域でも確認されていますが、留鳥であるため、冬の時期は基本的に暖かい地域に移動して生活しているそうです。
トラウツボはウナギ目ウツボ亜目ウツボ科の海水魚です。
トラウツボの最大の特徴は、なんといってもその体色と模様!
赤茶色の体色に白い斑点が散在し、模様的にはトラというよりもチーターなどに似ているように見えます。
顔はかなりの迫力あり!目はギョロッと、口はガバッと開いており、近くで見るとちょっと怖いかも……?
口は湾曲しており、上あごと下あごがぴったり閉じることはないそうです。
インド洋や太平洋、沖縄諸島などの暖かい海に生息していますが、東京湾などでも見られることがあるそうですよ。
トラフグは、フグ目フグ科の魚類。
ご存知の方も多いかと思いますが、トラフグは高級食材として料亭などで並ぶことの多い魚でもあります。
背中の部分が黒っぽく、お腹の部分は白。
フグの仲間では比較的大きく成長し、体長70cmほどにまでなる固体もいるんだとか。
フグには毒があるイメージですが、トラフグの場合、筋肉や皮膚は無毒。
ただし、卵巣や肝臓は強い毒を有しています。
日本ではそんな強毒の卵巣を1年以上も塩漬けし、さらに砂糖に漬け込んで毒を抜いた珍味を食している地域もあるそうですが、食べるのにちょっと勇気が要りそうですね……。
トラザメは、メジロザメ目トラザメ科に属するサメの一種です。
日本各地~東シナ海に生息しており、水深320mほどの深い場所で暮らしている固体もいるそう。
体色は褐色で、鞍状の模様があるのが特徴。
小型でおとなしい性格のサメで、もちろん、人を襲うことはありません。
ちなみにトラザメは一般の家庭で飼育可能なんだとか……!
自宅にサメがいる生活……なかなか想像しにくいですが、仕事などから帰宅して、水槽でのんびり泳いでいるトラザメを見たら癒されるかもしれませんね。
タイガースネークは、爬虫類有鱗目ヘビ亜目コブラ科のヘビです。
「トラ」ではありませんが、名前に「タイガー」がついているのでご紹介します!
タイガースネークはオーストラリアの固有種で、オーストラリア大陸の東部から南部、さらにタスマニア島やカンガルー島にも生息しているヘビです。
体長は1m~1m80cmほどで、大きい個体だと2m以上にもなるんだとか。
固体差もありますが、淡い灰褐色の体に黒い横縞が入っており、この体色がトラの毛皮に似ているということが名前の由来になっています。
いかにも強そうな名前から皆さんも薄々お察しかと思いますが、有毒性のヘビだそうです。
いきものグッズ専門ネットショップ『いきもーる』では、トラのグッズはもちろん、名前に「トラ」とつく生き物のグッズも販売しています!
「トラをいつも身近に感じていたい」「トラグッズと色んな場所に出かけたい」という方にぴったりのグッズが勢揃い!
ここからは、『いきもーる』で絶賛販売中のトラグッズをご紹介します。
やんちゃな表情が愛らしい、トラの赤ちゃんが描かれたポストカード。
イラストは生き物のぬくもりや柔らかさが伝わるよう、色鉛筆で毛の一本一本まで丁寧に描き込まれています。
どことなくニコニコした表情でお腹を見せている姿がとってもキュート!
思わず抱きしめたくなってしまいます。
写真立てに入れて飾っても良いですし、手帳などに挟んで持ち歩いて外出先で癒されるのも良さそうです◎
ネコ科の生き物たちが勢揃いのレターセットは、イラストがリアル過ぎず、タッチが柔らかいため、さまざまな場面で活躍しそうです。
トラ好きの方はもちろん、ほかのネコ科の生き物が好きな方もほっこりできそうな、どの生き物も優しい表情をしたイラストが魅力的。
トラをはじめ、さまざまなネコ科の生き物たちがギュッと肩を寄せ合っている心温まるレターセットで、大切なあの人に手紙をしたためてみては?
こちらはお腹を膨らませたトラフグをモチーフにしたアクセサリー。
背中の水玉模様がポイントになっており、耳につけた時に目をひきます!
かと言って目立ちすぎず、さりげなく主張できるため、プライベートだけではなく、職場にもつけていくことができそう。
休みの日のおでかけにはもちろん、出社の日にもまんまるで可愛いトラフグのイヤリング・ピアスを身につけ、仕事のモチベーションをアップさせましょう!
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